明衣も続く。
「待って!どうしたってのよ!」
「ちょちょちょ!明衣先輩ッ!?」
巡も走る。日野はとにかく怒鳴り散らしているので、五月女は頭を抱えた。
その状況を一人楽しむのが逸識である。
「やー!ホント好きだ、auc。ファンかも、俺」
「笑えない冗談言ってないで、あのサイボーグ風紀委員をどうにかしてくださいよ!」
「噂には聞いてたけど、ここまでだなんて…」
五島と鮎川の副会長コンビが呆れを含んだ言い方をして、五月女に哀れみの目を向ける。
「ちょっと何なのこのウザイ奴ら。………殺す」
「うわぁぁ待て待て待て待てェェ!」
更に沸点の低い小早川が壁に穴を開け始め、ストッパー係の五島が叫ぶ。最早収拾が付かなくなった室内で、八重と逸識はいれたてのお茶を啜った。



