『あいつがさー、ずっと俺にメールしてくんだよ』




『まじでっ?!』





『マジ、うざいんだけど』




出来れば、聞きたくなかった。

勝手に耳に入ってきて
これは私の事だってすぐに
分かった。


私としたメールの内容
しゃべった話全部。



その瞬間私は
橘への心は憎しみへと
変わってしまったんだ。