…健ちゃん…どうして…?
その時、私は仕事帰りだった。
バレンタインは会いたい、健ちゃんにケーキを作りたい…そう思って。
材料を買いに行こうと思ってデパートに立ち寄った。
「…健ちゃん…!…と…雅、ちゃん…?」
長身で黒いキャップをかぶった男の子と…美少女。
沢山の人が居ても、私はあなたを見付けてしまう。
そして…健ちゃんとすごくお似合いな雅ちゃんの姿も。
二人で歩いている姿は、どこからどう見てもカップルに見える。
やっぱり…お似合いだよね…。
思わず隠れてしまう私がいた。
…彼女は私なのに。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…