“結衣さん” 心で名前を呼んだだけで、胸が甘く痛んだ。 ここ暫く…会えていない。 2月に入り…受験勉強が佳境に入っていた。 毎日のように塾に通い…今日は私立の受験日だった。 「私のことは気にせず、受験に専念して!高校に受かる事だけ考えて。」 そう言ってくれたあの人に…俺は甘えさせて貰っている。 だが先程の夢を見たせいか…会いたい想いが募っていた。 そして、ただ会うだけではなく…お礼がしたい。 生まれ変わって今更だが、塩の礼がしたかった。 『本日はバレンタイン特集です♪』