蒼い絆




『シュウ、先に浴びておいでよ。』



優しく私の頭をなでて、テレビを付けてくれた。



『これでも見てて。』



そう言ってシャワーを浴び始めた。



テレビは、ちょうどサザエさんがやってたね。



あなたなりに、不安な気持ちを
少しでもほぐしてくれようとしたんだよね…?



胸に手を当てると、爆発的に鳴り続けている。



サザエさんの話の内容なんて、
全く覚えていない。



どうしよう……。



押し寄せてくる不安と恐怖。