涙をこらえるのに必死だった。
声も出さずに、うんうんと頷くほか出来ない。
『もし、俺以外に好きな人出来たらすぐに言えよ?』
『…シュウこそ。』
『バカ。俺は作らねぇよ。夢を実現させないとな。それまで俺はフリーだし、携帯もずっとこのままだから。』
話す一言一言が、別れに近付いているようで言葉を見失ってしまう。
今日ここで、一旦、
私たちは終わりを告げる。
ピリオドを打つの。
『それと…出来ることなら、他の男に身体とか許さないようにな?』
ボソッと言うあなたの一言に、今日初めての笑みがこぼれた。
『シュウもね。』
『俺の身体はリサしか受け付けねぇから。』
つられてあなたも笑う。
そうだね。
笑って別れようね。

