“あ~疲れた。リサのために、汗かいて仕事したよ!”



ね…?
笑っちゃうでしょ…?



いつの間にか、私はシュウの一言で
一喜一憂してんの。



顔の知らないあなただからこそ…
寄せてしまう想いがある。





学校帰りのマクドナルドで。



『気になる人が居る。』



やっとサオリにそう言えたのは、
もう後戻り出来なくなってからだった。



『えっ!?誰?誰?』



何から説明しよう…。