そんなことお構いなしでセンパイは
ペラペラ喋り出す。
『よかった。俺、嫌われちゃったかと思った。』
『えっ!?』
好き…ではないけど。
『だって俺、2回フラれちゃったし!』
センパイ声デカイ…。
後輩らが見てるではないか。
あ~、言っとくけど彼女ではないです!
と、声を大にして言いたい。
『そうでしたっけ?』
とぼけてみたら、センパイは
目を輝かせて
『じゃあ今までのはナシにしてもう一回告っていい?』
なんて言うもんだから、ドッと疲れが出た。
『結果は同じだと思いますよ?』
冷たくあしらったら、センパイは
ガックリ肩を落としてしょげてしまう。

