『私ついて行くから一緒に行こう!』



『うん…。ありがとう。』



すごく心強かった。



サオリの笑顔が私を支えてくれた。



『リサ。もしできてたら産むの…?』



病院に向かう途中。



サオリの私服を借りて歩いている。



『わかんない…。』



怖い方が勝ってる…。



ホントに、どうしていいかわかんない。



そっと手をつないでくれるサオリの手は温かかった。