“リサがお母さん守ってあげるんだね”



“ちゃんとじっくりお母さんと話しなよ”



“俺もリサが卒業したら東京に住むから”



“すぐ手の届くところに居るからな”



“そんな思いやりのあるところが好きだよ”



“リサはお母さん想いだな”



“社会勉強もしなきゃな”



シュウの一言一言が、



深く心に響いてく…。



優しくそっと導いてくれてる…。



昨日までの寂しさなんて



泡のように消えて



微笑んでいる自分が居る。



またそうやって心奪われていく。



惚れ直したよ…マジで。



悔しいほどに……。