耳と肩の間に携帯を挟み、急いで絆創膏を貼る。
_えっ?ホントに?わかった。用意が出来たらもう一度連絡する。
電話を切ったあと、服を着替えてコートを羽織る。
今日は…エッチはやめよう。
そんな気分じゃない。
袖口で絆創膏を隠して、『今から出る』と連絡する。
そっとバレないように家を出て、近くのコンビニに停まるクラウンに乗り込んだ。
顔を見るなり頭をなでられ、抱き寄せられる。
『リサ。逢いたかった。』
『うん…。』
錆び付いた身体が、
次第に溶けていく感じがした。
コンビニの駐車場だから周りはやけに明るい。

