止められない自分も。 繰り返す現実も。 頼むから、死んでくれ。 ふと目にしたドアに、アイツの姿が浮かび出た。 お前が死ね……! 握りしめたハサミを思いきりドアに投げつけた。 アイツに向かって。 勢いよくドア刺さるが重みで床に落ちた。 投げる瞬間、深く刃先が滑り ドロッとした血液がボタボタと 指を通過し床に落ちている。 ハッと我に返った私は、ティッシュで血を拭き取った。 慌てて拭くと、血液は床に広がる。 何度も何度もこすった。 力を加えると、傷から血が流れ落ちる悪循環を繰り返しながら。