ダサい恋人




またビンタをされるのだろうか…



また体中を叩かれてしまうのか…



怖くて震えてしまう…。


「すみません、僕、小山さん嫌いです。」


隣の佐伯が静かに呟く。


……メガネの佐伯で。



「はぁ!?あたしはあんたに好かれたいとも思ってないわよ!」


嘲笑うように、佐伯に言った。


なんか……嫌な予感が…。

「ざけんじゃねぇ……」


ほら…佐伯スイッチ入っちゃったような…



「は!?ダサ男のくせに何その口調?」


“痛い目に合うわよ?”


睨みながら、小山さんが脅しにかかる…けれど…あたしが思うに…



あなたが痛い目に合うのでは…?