千歳・Side
あれから、あたしは勝美の隣にいて申し訳なく感じてしまった。
最近では、迷惑メールや、机の中から…勝美と別れろと言う手紙などがあった。
差し出し人は考えなくてもわかる。
どうしよう…?
毎日悩む事だけが増えていき、何も解決しないのが今の現状。
この間、佐伯に助けてもらったけれどメガネの佐伯だから、全く効き目が無いらしい。
いつもごめん…と言われるけれど、怒ってないし、むしろ感謝している。
あの時、佐伯がいなかったらあたしはどうなってたんだろう……。
想像するだけで体が震えてしまう…。
「おい、大丈夫か?」
誰もいない資料室の中で、佐伯があたしの顔を覗く。
あれから、色々佐伯には相談に乗ってもらっている。
勝美には迷惑掛けたくないし、辛い思いもさせたくないから…

