ダサい恋人




「あんた、どういうつもり?」


壁に押し付けられて、小山さんにガンを思いっきり飛ばされる。



秘事間千歳……ピンチですね。



「三野君は、あたし達のものなんだけど。」


「勝美は物じゃない。」


あたしも負けじと小山さんを睨む。


……凄く泣きたいくらいにこわいけど、負けたくはない。


勝美が好きだから……



「この間までダサかったくせに。」


「この間まで勝美の事も酷く言ってたじゃん。」


「あんたは、三野君の顔を見て好きになったんでしょ?あたし達と変わらないじゃない。」


鼻で笑われて、かなり不愉快…


だけど…あたしは顔で好みを決める程、単純ではない。