ダサい恋人




あたしはあまり学校内をうろちょろしない。


その為、資料室がある事さえ知らないあたしは小山さんの後ろを付いていく今年かできない。



「秘事間さんは…三野君の彼女だよね?」



下ろした髪が綺麗に揺れる。



「うん。そうだよ。」


今更ながら、口に出すと恥ずかしい…///


でも、これ以上に小山さんが話しかける事はなかった。



ガラッ……



資料室に入った。

こんな所にあったんだ。


3年なのに、今まで資料室の存在を知らなかったあたしは今まで何をしていたのだろう……?



…あれ?


ここも結構女子がいるんだけど…


「小山さん、ここもいるよ?他に行った方が……」


「秘事間さん、あたし達も秘事間さんに用があるの。」


えっ……?

あたしに?


あたしそんな頭良くないんだけどなぁ…。


なんて考えていたけど、みんながあたしに向ける視線で、何か違うと思った。


人生で初めて、女の感っていうものが脳内に発生した。