ダサい恋人




俺が千歳を離し、立ち上がろうとする。


「や!はなれないれよぉ!」


千歳が首に腕を巻き付ける。


……ダメだ……


手は出さねぇって決めた。

こいつの誘惑に負けちゃいかん…


「いっしょにおふろはいろぉよぉ…」


潤んだ目で上目遣いの千歳。



計算ではなく、自然でこんなアングルで見つめるコイツは悪魔だ…。


「らめ…?」


今にも泣きそうな千歳…。

こんな状況で俺がNoと言えるはずもなく…


「ん。入ろ。」



千歳を抱き抱え、バスルームへと行った。