ダサい恋人




「勝くん♪かえろーよぉ!」


手をつないでブンブン腕を振るう。


千歳の家で…一人だけにする事はできねぇし…。


二人いると、完全襲う。



でも…一人だとあぶねぇ…。


……よし、泊まらせるか。

我慢はしねぇといけねぇけど、千歳の身の安全を確保しなければならない。



電車に乗って、急いでマンションへ帰った。


電車に乗っている奴らが目を細くして千歳を見ていたから。


そんな事は気にせずに、千歳は顔が真っ赤のまま「きゃはっ」と俺に抱きついて…理性がヤバかった。



家に入り、お湯を沸かす。

「勝くん♪」

ソファーに座っている俺の横にちょこん、と座る。


「おいで。」


俺は千歳を足の上に乗せた。


普段だったら顔を真っ赤にして「嫌だ!」と断固拒否をするだろう。


この千歳……ある意味良いかも。