ダサい恋人



「バイト終わったらどこ行く?」



バイトは無事2人共クビにならず、仲村さんいわく、あたし達は社員らしい。



売り上げが向上中とか……

そして、今日のデートは勝美が先約だから、誰かに誘われても絶対に断れよ。と強く念を押された。



昨日が初めて友達と出かけたんだけど…。


今日はまだ予定を入れていない。


ホラーかな?


バイト長引かないと良いんだけど…。


「千歳。」

低い声で勝美はあたしを呼んだ。


「ん?」


勝美の顔は、いつになく真剣でこっちまで畏まってしまった。


「……俺の家来ない?」


その言葉を聞いたとき、あたしは固まってしまった。