ダサい恋人




「はぁ…まだ一緒にいたいけど、もう授業でなきゃだな。」


勝美がようやく自覚を持ち、あたしも思わず安堵のため息が出る。


「何だよ。俺といるのがそんなに嫌か?」


「そうじゃないって。ただ物には限度って言うものがある。」


このままサボってしまうと、内申に響いてしまう…。

この間は熱を出して早退してしまった…。


これ以上……はダメだ…。

勝美は軽く舌打ちをして、いくぞ、と言って歩き始めた。


「ま、待って……。」


振り回されっぱなし……。