ダサい恋人





「ごめんね、千歳。コイツあたしの弟の武(タケル)。」


お、弟…!

確かに目が似てる。

さすが南の弟。

顔も整っている。



「あ、武君。お邪魔します。」



そしたら、口を開けながらこちらを見たまま……。


「武。残念ね。この子めちゃくちゃカッコいい彼氏いるから。」


と南が不適な笑みを浮かべて武君に言った。



「なんだよぉ〜やっぱりかぁ〜」


そして武君はその場にうなだれた。


だ、大丈夫かな…?


「千歳、大丈夫だから。無視していいよ。」


行こ。と言って二階に行くように勧められた。