ダサい恋人



完璧男子、三島君はどんな状況でも紳士的。


まぁ、ダサいあたしのためでも正義の味方なわけよ。

「こういう冷やかしとか良くないと思う。」

真剣な眼差しを三島から浴びる女子達は目がハートになっている。

「うん。そうだよね。ごめんね。秘事間さん」


とあっさり言ってあたしの周りから女子達が消えた。


なんて単純な奴……。

思わず絶句する。


「秘事間さん大丈夫?」

綺麗な顔で三島はあたしの顔を覗きこむ。

「あ。はい。ありがとう」

なんて親切な人だ……。


メガネ拾った三野とは正反対だ。


恋愛には発展しないけどね。

いい人だ。


「また何かあったら呼んでね。」


と言って三島は去って行った。



久々に性格のいい人を見た。