☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


「う………ん……」


はぁ……目が重たい……

瞼を開くと視界がぼやけて何も見えない。



「あ、起きた。」


焦点が合ったとたんに勝美の笑顔があった。



「粥食べる?」


畳の上に乗せてあるお粥を勧める勝美。

「……うん。その前に着替えないと……」


あたしはブレザーに手を掛けようとした……が


「………なんで着替えてるの?」


あたしは、勝美に目を向ける。

「お前……寝ちまったから、着替えさせてやった。」

笑顔で言う勝美。


………はあぁぁっ!?

嘘でしょ!?