ダサい恋人



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やっと授業が終わった……


隣のダサ子の存在で集中出来なかった。


「千歳、俺今日バイト休み。」


「あ。そうなの?あたしも今日OFFだよ☆」


「じゃあゆっくり休めよ?」


「うん。ばいばい。」



俺は手を振る千歳に背中を向けて別れた。



ピロピロリン――…


携帯の音が鳴った。


誰?


「もしもし?」


《お、勝美、俺。》


「誰の俺だよ?」


《はぁぁ……シビアな奴。……お前の兄さんです。》

あぁ………兄貴か。


「なんの用?」


《あのさ、今日遅いから。飯は頼む。》


「あぁ、わかった。」

《今日は雨降るみたいだから気をつけろよ?》