「俺そいつ知ってるぜ?あのモテんので有名な、日向 翔、だろ??」
「あぁー!俺も知ってるー!ちょー女子から人気ある奴じゃん!」
仁の言葉に、裕毅も言葉を重ねる。
奈々は「そーなのぉ?(笑)」と笑いながら、チラッと聖を見た。
周りのみんなも、聖に視線を移す。
「………」
いつのまにか聖は、仁たちの席のほうから自分の席に戻っていて、ブスッと機嫌が悪そうな顔をして、窓の外を見ていた。
「折れねぇーなぁー」
「そーとー手ごわいかもしんねーぞ?」
裕毅と魁斗が苦笑いをしながら、聖を見る。
「んー…」と顔をしかめる奈々。
ほんとにうまくいくのかなあ…??
「でもマジで遊びに行くんだろ?」
「一応…」
仁の言葉に、曖昧に頷く奈々。
約束しちゃったしね~
「じゃー俺らがあいつ連れてあとつけてやるよ」
「ほんと??ありがと!」
智にニッコリ笑顔を向ける奈々。
でもあんまいきすぎんなよ?と、釘をさす仁たち。
そんなことはしないよっ!!
成功したら、翔からはすぐ離れる。
…ん~なんかすっごいひどいことしてるよーな…
でもこれで…いいんだよね?

