あれから、数週間後。

夏休み中、何度か遊びにも行って、充実した日々を送っていた。


気づけば、もう明日は新学期。






「あ〜!!!…夏休みももー終わりかぁー…」




聖がソファーに、でーんと座りながら不満げに言う。




「明日から学校だねw」

「久しぶりにあいつらとも会うなぁ〜」

「そーだねw楽しみだなぁー♪」

「つーか…俺、髪伸びてきたくね?」



聖が自分の髪を触る。

奈々も聖の隣で、聖の髪を触る。




「そーいえばそーだね」

「…おし!今から切りに行く!」

「今からっ!?」

「おう!お前もついでに切れよ!ほら、行くぞっ」

「強引なんだから〜(笑)」