「離婚してからもお前の事は響から聞いてたよ…」

千「響から?」

「白虎の後ろには高瀬組がついてるからな…」

だからか…

「そんで私は組長だ…」

千「…極道の娘ってわけ…」

「そうだ…離婚しても私が引き取ったからな」

確かに私と綾斗は高瀬だ…

「でも…極道の世界にお前達は危ないから母さんに任せた」

そーいう事だったんだ…

「まぁそれがダメだったかもな…母さんは面倒みてなかった」

そう…面倒もみず男、男ばっか時には暴力もあった

今となってはどうでもいい

「それから…お前達にアパートを借りるからそこに住みなさい」

千「え?」

「あの家は千尋にも嫌な思いでだろう…」

千「まぁ…」

「この家から近くだ…いつでも遊びに来ていいようにな」

千「………」

「綾斗にも会いたいからな」

千「…今度…連れて来ます。」

「そうしてくれ…」


そして他愛もない話をして家まで送って貰った

新しいアパートの鍵を貰って家の中に入った