とても静かで真っ暗な山道


たまにすれ違う車がいるけど近くに人が住んでいる気配はない。



【マジで怖いよぉ】


私は半分泣きかけていた。

【まぁとりあえず行こうや!!】


【大丈夫大丈夫!!昌平よろしくね】

真紀となお君はとても軽い感じにそういい残すと先に車を降りて行った。


【まっ俺がいるから大丈夫ってこと!!】

昌平はまた手をきつく握りなおしてくれた。


いつの間にか真紀となお君、私と昌平


2対2ってカップルが出来て心霊スポット周辺を歩いていた。


結局何もなくてそのまま車に戻ってきたけどずっと気にかけてくれてた昌平に少しときめくものを感じた。

(おいおい、だからダメだってば)

自分でつっこんでおいたけど車が進むといつの間にか昌平の肩で眠っていた。