「へぇ~・・・!夏美と同い年かぁ」

お母さんが誰かと話してる・・?
私と同い年の子、さっそく
友達ゲットできるチャンス?!

「お母さん!どうしたの??」

「あ!夏美!この子夏美と同い年だって」

どんな子だろ~!
窓から顔をだしてその子を見る。

「・・・・・・え?」

「ヨッ!!」

「かっこいいでしょ~?敦也くんだって!」

え?まって、男の子って・・・・

「女の子じゃ、ない?」

「俺は男!見てわかるだろ(笑」

「だよね~、じゃなくて!!」

女の子だと思ったのに~!!!!!

「・・・・女子のほうが良かったのか?」

「へ?!」

敦也・・・くん?
がすごく困ったような顔でこっち見てる・・・・
か、かっこいい・・・!

「俺じゃ、友達になれない・・・?」

「う、ううん!そんなことない!」

むしろ友達ができて嬉しいくらい!
困ってる顔の敦也君を見てられなくて
必死で言葉を出す私。

「・・・ッハハハ!」

「え?!」

急に敦也君が笑いだした。
な、何かしちゃったかな?!

「ど、どうしたの?!」

「なんか、面白いなぁって!」

「そ、そっか」

なんだ、それなら安心・・・・・

「改めて!俺は綱海敦也(つなみ あつや)」

「私は、青峰夏未(あおみね なつみ)」

よろしくなっ!って笑顔で手を出してくる
敦也君、かっこいいなぁ・・・・

「よろしくね!敦也君!!」

握手をしながら敦也君が言う

「敦也でいいよ、めんどいし」

「じゃ、じゃあ・・・敦也」

めんどいって、適当だな~;;

「夏美、敦也君、いい雰囲気の時に悪いけど・・・・」

「お母さん!!」

そういえば隣にずっといたんだっけ、
お母さん・・・・