「何かわかったのか…?」




「はい…」




松田先輩は少し運転する速度を落としながら車を走らせる。





「7歳でわかったんですけど…」




「7歳?」






「1ヶ月前、7歳の男の子の殺人事件がありましたよね?」




「あったが…、それがどうしたんだ?」




助手席にいる俺に問いかけた。