『ここだよ』 「雅樹…」 立ち止まった先には 子供のままの雅樹がいた。 久しぶりにみた雅樹 驚きなんかしない ただただ涙が自然に溢れてくるばかり 『泣かないでよ…』 雅樹があたしに触れようとしたが 一度死んだから すけてふれられない 「会いたかったよ…」 『僕も…』 雅樹は死んだ年齢のまま、 まだ子供だ 雅樹が生きてたら、中学生だったのかな……。