あなたの瞳

優姫は泣いてた。
いつだって隠れて泣いてた。

中学の時は放課後、一人残った教室で、体育館で。



新を想って泣いていた。




『どうしようもないんだ。新君を想えば簡単に涙は溢れてしまうの。』
優姫はそう言って苦笑した。




新。ねぇ?
優姫が苦しんでいるよ?



あなたは優姫を………守らなきゃいけないでしょう?





優姫を………救ってあげて?
大丈夫だよ、生きてるよ、ってギュッと抱き締めてあげてよ………。