「あたしは…あたしは、幸せなの!! 東と話してる間は!!」 「…」 「好きなの…っ! 東が、あたしの幸せを決めないで!!」 あたしはその場を離れた。 走った。 無我夢中に、走った。 伝えた。 キモチは、伝えた。 届かなかったけど。 好きだった。 彼だけが、大好きだった。 彼だけを、見ていた。 そんな、片思いの3年間。