「でも…寂しいな」 「…へぇ、可愛い」 「キショイよ、お姉ちゃん」 うわ、今ゾッときたよ。鳥肌が立ったよ。 「お姉ちゃんも、彼氏欲しいなぁ〜」 「だから、義理彼は?」 「あの人は夢のような人なの〜」 「だな」 「…納得しないでよ」 「すみませんね。俺、ダチと野球してくる」 「いってらっしゃい」 直樹はどっか行ってしまった。 あたしも、暇なので商店街へと出かけることにした。