「…そう」 「あのね、今日は…話したいことがあるの」 「?」 「…あたしの、好きな人…いなくなっちゃった」 そう、今日はこれを言いにきたんだ。 母さんには、知っていて欲しい。 そう…思ったから。 「そっか…辛かった、ね…」 あたしは、目を見開いた。 母さんは、大粒の涙を流していた。 そして…直樹も。