【完】─片思い─


出てきたのは、すっごい綺麗な女の人。

お辞儀をすると、女の人はニコッと笑った。

「あたし、優輝の姉の優美です。ユミでいいよ!」

「…」

「和ちゃんでしょ? 入りなよ!」

なんで…あたしの名前…。

あたしはそっと家の中に足を踏み入れた。

すると、リビングの部屋のドアからひょこっと悠人先輩の顔がでてきた。

「ぁ、和ちゃん!」

「悠人先輩!」

そっか!

悠人先輩が、優美さんに教えたんだ!

心の中で納得し、あたしは優美さんに案内されていった。