【完】─片思い─


「…?」

あれ…?

流がでないなんて珍しい…。

うぅーん…誰かお見舞いに行っているのかだけでも、一組の人に聞いとけば良かった…。

とりあえず、東ん家かな。

あたしは担任からもらった地図を頼りに、東の家に向かった。

家に着くと、あたしは目を丸くした。

東の家は、すごい大きくて、立派だった。

あたしは恐る恐る、インターホンを押した。

『はい、東です』

声は、女の人だった。

「ぁ、あの! 同じクラスの稲実です。優輝くんに、プリントを届けにきました!」

『は〜い、ちょっと待ってね〜』

すると、ガチャと玄関のドアが開いた。