【完】─片思い─


「和!」

流は笑顔で、あたしの方に寄ってきた。

「流って、バスケやってたの?」

「んー、中学の時な」

「へぇ! すごかったよ!」

「サンキュ!」

流はニッと笑って、あたしの頭を撫でた。

「流、見せつけてんなよ!」

「うっせー!」

少し頬を赤く染めてる流を見て、クスッと笑った。

「和、試合!」

「ぁ、今行く! じゃあ、流、あたし試合…」

「おう! 頑張れよ!」

「ありがと!」

あたしはりっちゃんの方に、駆け寄った。