【完】─片思い─


「ねぇ、男子の方見よ! 一瀬くん、出てるよ?」

「うん!」

あたしはりっちゃんと、男子の方に行った。

そこには、一組の女子がたくさんいて、大盛り上がりだった。

「わっ…」

流は、スリーポイントを決めていた。

女の子達は黄色い声をあげている。

「一瀬くん、カッコイイじゃん!」

「う、うん…」

カッコイイ──あたしも、そう思った。

流はもう一度スリーポイント決めて、ガッツポーズ。

「流、ナイスシュート!」

「流ナイス!」

「一瀬くん、頑張れー!」

流がもう一度点を決めて、試合は終了。

一組のストレート勝ちだった。