「和?」 「…メール、してくれればいいのに」 「待ち合わせ時間決めてるんだし」 「…流に早く会える方が嬉しいに決まってんじゃん///」 あたしは顔を真っ赤にして、そう言った。 すると、流も顔を真っ赤にしている。 「和」 「…///」 「行こう、か」 あたしは小さく頷いた。 流はそっとあたしの手を握る。 あたしも、それに応えるように流の手をそっと握った。 ちょっと流の顔を見ると、ちょうど目が合って、一瞬顔が赤くなったけど、そっと微笑み合った。