【完】─片思い─


「ただいまー」

「姉貴、彼氏は?!」

「…あのさぁ、直樹。毎日毎日、そればっかり言わないでよ!!」

「だって、あのイケメン男を彼氏にしたんだろ?!」

「変な言い方しないで」

あたしはそう言い捨てて、自分の部屋に戻った。

「ん〜!」

背伸びをして、ベッドに倒れた。

それと同時に、あたしのケータイが鳴った。

「…?」

電話…?

あたしはそっと電話にでた。