【完】─片思い─


「俺、中島大祐! 見た事ない?」

えっと…ぁ。

流と廊下でぶつかった時に隣にいたような…。

あたしは小さく頷いた。

そうすると、中島くんはニッと笑った。

「ねぇねぇ! 流とどこまでいったの?」

「ぇっ…」

いきなり、回りの人たちがあたしを取り囲んだ。

「エッチした〜?」

「ねぇ、明日デートでしょ?」

いろんな質問があたしの耳に入ってくる。

「ぁ、え…」

ど、どうしよ〜!

中島くんはケラケラと笑っている。