「こくったぁ?!」 「…うん」 帰り道、大祐に言った。 そしたら、大祐は目を丸くして、大声出して…。 「…なんだよ。俺が告白したら、そんなに変か」 「いや、すっげぇ、驚いた…」 「まぁ、あっさり玉砕だけどな」 「ふぅん…。俺は、そうは思わねーけど」 「はぁ?!」 大祐が見てる方を見ると、稲実と「さき」という女の子が歩いていた。 なんで、あれを見てそう思うんだ…? 意味がわからん。 俺は「早く帰ろーぜ」と言って、家へと向かった。