休み時間になると、必ず始まるみんなの笑い声。 自分の事で笑われてるのか…正直、不安で仕方なかった。 そんな中で、あたしは一人本を読んでいたんだ。 『壁』をつくってたんだ、無意識に。 他人との『壁』を…。 でも、そんな『壁』は、一人の女の子に、 簡単に壊されちゃったんだ…。