やっぱり… だってせーくんは もう立派な大人だもん 「親の前だからそうせざるをえなかったんだよ」 せーくんは私の頭を クシャクシャっと撫でる 「だけど、本当はずっと可奈を見てきた。いつか俺のものにしたいと思ってきた」 せーくんは昔の私たちを思い出すかのようにゆっくり話し始めた