友達と親友と俺




まじかよ!あれから30分経ったけど結局1つももらえなかった。


俺は、靴箱に行くことにした。

靴箱を見ると、俺の靴以外なにも残されていなかった。



俺は仕方なく帰ることにし、校門をくぐるとそこには女の子が立っていた。


??「やっと圭きた。もう暗くなってきたじゃない。」



この子は俺と仲がいい【田代 ゆか】だった。昔っからの腐れ縁で、いわゆる幼なじみだ。



圭「俺にチョコ渡すために待ってましたパターン?」

ゆか「う、うるさいわね。あんたも今日釣りには行かずにもらえる訳ないチョコを待ってましたパターン?」

圭「う、うるさいな。そ、そうだよ。別にいいだろチョコ期待しても。」



俺は、ゆかから図星をつかれて動揺してしまい、やけくそに答えてしまった。

多分、今の俺の顔真っ赤になってるんだろうな。



ゆか「あははは!圭、顔真っ赤だよ!可愛い。」

圭「っ!!」

ゆか「はいこれ。」