友達と親友と俺


小松らしいと言えば小松らしいんだけどね。


よし、1番疑問に思ってることを聞くことにしよう。


健太「小松のこと好きだって、山田さん言ってたんだけど。」

小松「それ嘘。健太をからかうために作った嘘さ。」

健太「えっ!!じゃあ、山田さんもグル?」
小松「当たり前やん。2人で作ったもん。」



な~んだ!!嘘だったのか。
じゃあ、まだチャンスはあるってことじゃん!


健太「じゃあ、小松がもらったチョコは?」

小松「義理チョコに決まっとるやん。」




うお~!気合いはいってきたー!



小松「騙してごめんな。それと、はい。」


小松は俺に小さな紙袋を渡してきた!


健太「なにこれ?」

小松「決まってんだろ。えりからのチョコだよ。照れくさいから渡してって頼まれてたんだよ。」



ヤバい!泣きそうなくらい嬉しい。
こんな嬉しいサプライズがあったなんて俺は幸せ者だ。


2人には感謝しないとな。


健太「小松ありがとう。」

小松「どういたしまして。」