友達と親友と俺


小松「これで親から帰ったときにバカにされずにすむよ。」

えり「よかったね。それじゃ、私帰るね。」

小松「ちょっ待って!!」

えり「えっ、どうしたの!?」

小松「健太のことよろしくな。」


山田さんは照れくさそうに微笑んで帰っていった。


俺には全く状況が分かんなかった。



一輝「また、覗き見なんてまじ信じらんないな!人間性疑うな。」

健太「ヒィッ!な、なんで一輝がいんだよ!?」



いつの間にか一輝が俺の後ろに立っていた。


一輝「慎一が健太のこと心配してたから連れてきたんだよ。」


でも、慎一の姿が見えないんだが!?


健太「その慎一いないんだけど…?」

一輝「ん!?あれ、いつの間に消えたんだ!?」



あら!!やっぱりか!!
頭のネジ1本外れてるっつーか、抜けてるっていうか、とにかく慎一はいつもこんな感じなのだ。



健太「多分慎一どこかでまい――」

一輝「おーい、慎一どこ~?」