慎一「中西 かな。」

一同「まじかよ~!」

小松「中西かなって、あの中西さんか!」

慎一「う、うん。あの中西さん。」

健太「へ~、驚いたな。慎一があの中西さんと付き合ってたなんてな。」



そう、中西さんというのは俺たちの学年のトップアイドルである。
俺は一度も見たことはないけど、噂ではかなり可愛いとは聞く。


なんで中西さんを一度も見たことないんだ!?ってか、

それはな…中西さんが不登校だからだよ。
不登校の理由は誰も知らないんだ。


しかし、慎一もすごい人物を彼女にして大変だな。
多久市の有名名物は?て聞かれたら1番に「中西 かな」て出てくるくらいだしな。



達也「久々に、我を忘れて叫んでしまったし。」

健太「そういえば、久々に達也の叫び声聞いた。」

達也「あ~恥ずかしっ!もう帰るし。」


そう言って達也は素早く帰っていった。



慎一「んじゃ、俺たちもそろそろ帰ろっか。もうこんな時間だし。」


慎一は、自分の携帯の画面を見せてきた。