「カタカナにしただけじゃないのそれっ!!」



叫ぶのと同時に、白い光の世界が粒子となって飛び散り、そして消え去った。


私が立っているのはブランコから少し離れた場所で、近くの砂場にはマシロが倒れていた。

微動だにしないマシロ。



私の髪を、冷たい風が翻した。




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